2010年6月21日月曜日

日々の備忘録 53

なかなか上手く表現できませんが


最近の僕たちくらい年代の皆さんだと,これからも会社に残って食べていくか(食べさせてもらうか),ここらで一発人生の残りを賭ける仕事を新しく立ち上げるか,どうかについて日々悩んでいるのでは,と思います。

たぶん僕だけではないと思いますが,なかなかおぼろげなイメージはありますけど,たとえば,今自分が得ている年収と同程度の収入を,新規ビジネスで稼ぎ出せるかというとなかなか難しい,と思うことが多いかと思います。

後輩で独立している連中からは,「いや先輩,やりたいことあればやっとくべきできすよ。それで食べれると思えるモデルがあれば」と言われますが

そう,食べれると思えるモデルがあれば,ね。。。

最近,駅でチラシ配りをしている方のそれを受け取ったところ,それは僕がとても関心を示しているビジネスでした。
たぶん,大手の資金援助なんかはもらっているであろう規模で開業するようです。

それはある意味,社会起業的なビジネスで,隙間を狙ったニーズにぴったりくるものでしたが,なんかそういった社会起業的なものを発想するのは,僕的にはわりといろいろアイディアが浮かびますが,それをビジネスに乗せるのはたやすくないですね。
半分趣味で,事業計画書とか雑記的に書いたり,数字を載せていったりすると,目に見えて「食えない」のがよくわかります。。。

堀江貴文さんとかが以前のブログで,社会起業がもてはやされて,既存の営利追及企業が悪く言われる世の中ってどうなのよ?的な発言がありましたが,その発言自体は,ちょっと賛否があってどちらかというと否的なコメントが多かったように感じますが,言いたいことの本質は,普通の会社だって儲けを出して,「雇用」を創出し,法人税を納めているのですから,十分社会貢献していると思うのですよね。それがどうして「儲ける=悪いこと」になってしまうのか,と。
特に,雇用を守るのと,税金を払うのは一大事ですよ。今の時代。

それを,最近の日本は「儲かっている会社(人)」は,なんか裏で変な儲けをしてたり,偽装しているのではと疑ってみたり,ほんとに一生懸命に会社を維持している人にはうまみの少ない国になりつつあるのかな,と。

そういう意味では,少しでも長く会社に残って,自分の代わりになりそうな若い連中を育てて社員として上げていくというのも一種の社会貢献なのかな,などと思ったりして。

また逆に,人の役に立つ仕事がしたい!とか言っている理想先行の若者にも,人に使われる経験を積んでもらいたいな,などと近ごろのバイトくん達を見て思ってみたり,と。。。
(「役にたちたい」,とか言ってる割には,味方が上がってくるまでボールをキープするような仕事とか,自分がつぶれ役になるような仕事をやりたがらないですね,近頃は)

考えが年寄りっぽくなってきたな。

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