2007年11月7日水曜日

オイラの本棚 8

「社会を変える」を仕事にする

 ワークライフ・バランスの概念が日本に広まるにしたがい,共働き夫婦の子育てがもっと楽になったら・・・なんてことをよく考えます。いや毎日考えちゃいますねー。
 オイラん家にいるチビッコ達もまだまだ風邪はひくし,特に1歳過ぎの頃は,保育園から「お熱出ちゃいましたんで,お迎えお願いしまっす!」なんて電話がかかってこないのを祈る日々でしたよ。まあ,パパかママが休める日は思い切って休んで子供の面倒みれますけど,両方が大事な会議とか外せない仕事があるともう泣いちゃいますよネ。
 でもね,子供から見たら家でゆっくり休みたいと思ってますよね。

 そんなとき,病気の子供を預かってくれるところがあればいいのに!!ってココロの底から思いますよ。少子化で日本は大変です!って世間が叫んでいるわりには,なかなかこういう日常の叫びが届きませんし,届いても的外れな政策になってたりして,滅入ります。

 著者のコマさんとは1回だけお話ししたことがあり,メールをちょっとだけやらせてもらったことがあります。まだ正式に預かってもらったことはないんだけれど,真摯な姿勢で起業されてると思います。
 若くして起業するというと,ちょっとイケメンで,ヤリ手って感じがしますが,彼は素朴だし,顔から「いい人のオーラ」が出てます。でなければ,病気の子供を預かるなんて仕事できませんもん。

 この本は,進路に迷う若者に対して,ガツガツ利益を重視する仕事もあるけど,社会に貢献することを生業にするっていう選択肢もあるよ,という動機付けにもなると思います。もちろん社会起業家とはいえ,従業員を食べさせなくてはいけませんから,本をきっかけにさらに次のステップに進んでもらいたい,とココロから思うのであります。(保育ネタはまた日を改めて・・・)

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