2008年5月17日土曜日

日々の備忘録 6

少し前に,某料亭でいわゆる「食べ残し」を別のお客さんに出したということで問題になりましたね…

この問題で,何が「悪いこと」であったかというと,
1.食品衛生上よくない
2.利益の二重取りになっていることがよくない(同じ食材で,別々のお客さんから2回お金をもらった)
3.企業倫理(モラル)に照らしてもよくない(もう悪いことはしてません,と言いつつまだまだ虚偽行為があった)

という3つの観点が容易に推測できるんですが,う~ん,なんだかな~,って気分です。

オイラの父方も母方も実家は食べ物をお客さんに出す関係の仕事なんですが,やはり,残り物は「もったいない」ですよね。なので,身内で賄い食として食べるというのが日常でした。

もちろん,別のお客さんに出すなんてことはしませんでしたよ。
第一,そんなに残り物が出なかったし,アユとか天ぷらとか,いい食材は「うまい」ですからね,身内でこぞって食べましたな~。

もちろん,賞味期限って大事だし,いざ自分がお客になったら,食べ残しを出されたら,さすがに怒ってしまうと思います。が,本来,日本人って「もったいない精神」の発達した国民ですよね。
あまりにも規制が厳しくなると,逆に捨てられる食品が増大するのでは,と心配してしまいます。
肉なんかも期限切れてるほうが熟成してて美味いときとかあるもんね…。


あっ,そうそう今思い出した。
学生時代,コンパなんかで,自分達の近くの席に座ってたグループが食べ残して帰ってしまったとき,店員さんが片付ける前に,残り物を食いまくるゲームやったことあるな~。当然見つかったときは怒られるけど。
だって,学生ってお金少ないし,腹減ってるから,目の前に「まだ食える!」ってもんがあると,つい「どうせ捨てるなら俺たちが食ったるで~」ってな感じだったんですよ。ハハハ…

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