2008年4月17日木曜日

日々の備忘録 4

最近は,勤め先で,「なんちゃってコンサルティング」みたいなことをやってます。簡単にいえば,今ワークライフバランスな世の中ですけど,経営者が「早く帰んなさい!」とかハッパかけてもなかなか終われない仕事って結構ありますよね。

定時にあがれないのは社員の能力に問題があるからだ。よって能力の低い社員は他の部署へ異動です,とか言われてもねー,その人が問題なのではなく,その仕事上のシステム自体に問題があることもよくあるわけで・・・。

そういうものの根源がどこにあるのかを調べて報告せい!というお上のほうの命により,さまざまな部署の中に潜入して仕事(作業)の流れを突撃体験してるんですが,ま~,自分の仕事も抱えてるんで結構キツイっちゃーきついんですが,若手くんたちが寄ってきて「オイラさん!僕の仕事,楽にしてくれるんですか!?」とか目を輝かせる輩もいるようですが,いや~そんなに簡単には解決せんぞ~・・・。

というのは,
例えば,少子化のあおりっていってすぐに思い浮かぶのはオモチャ業界ですよね。平成仮面ライダーが,1クールの間にいろいろな種類のライダーを出してくるのって,少子化で1世帯あたりのオモチャ購買量が減っているために,ひとりの子が何体もライダーを買ってくれるように,仕向けてるっていう感じしますよね。

それと同時進行で,今世の中ってたいていのモノって行き届いてますよね。
だから,より販売量を上げようとすると,どうしてもニッチな人へのこだわり商品の開発とか,見た目の差別化で,少量で多品種な商売にどうしてもいってしまいますよね。

となると,その商品ごとに様々な開発マニュアル,仕様書マニュアルを作る必要があり,かつ大量に売れないとなると原価抑制で,社員の数は増やさずに,一人何役もやる必要が出てきますな。

それとネット利用が進行すると,消費者の「お待ちいただく体感速度」も速くなってきてますよね。
ちょっと前までのテレビショッピングなんか,ご注文後,商品のお届けは2週間後なんてザラでしたけど,今,2週間待たせたらとんでもないことになりますよね。

そんなこんなをまとめるには,とりあえず
「似た商品の担当者の席は互いに近い場所にする」
「開発,販売のプラットフォームはなるべく共有できるものにする」
「調達のための異動距離・コストはなるべくかけない」
とかね,いろいろ出てくるんですけど,ネットのスピードが速すぎてね~。プラットフォームも,もともとはばらばらに作ったもので,今さら共有化なんてできんぞい!なんてものもあったりなんかして。。。

おっと,そんなところへ社内サーバー担当者さんから,
「今度サーバーを移転することになりまして,なるべく不要なシステムは捨てていきたいんですよ・・・。オイラさん,なんか不要なのサーバーに入れてます?」
おっ,ホントですか!もういっそのこと全部捨てちゃう?みたいな勢いのオイラです。(いいんかそれで・・・)

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