2008年3月16日日曜日

コドモネタ 18

これから共働きパパになる方へ(6)

「病児」と「病後児」の続きです。
「病児保育」をしてくれるところと,それとは別に「病後児保育」の対応をしてくれるところがあります。

ただし,いろいろ規制があって,
「病後児」とは病気の回復期にある子供を預かってくれるということなので,預けている最中に病気がぶり返すと,やっぱり「お迎えコール」が来ます。
やはりその基準は38度なんですね。「病後児」として連れて行くには出かける前に38度未満でないとダメなんですね。

あと,服用中の薬があるときは何を飲んでいるのか処方箋のコピーを渡さねばなりません。
解熱効果のある薬が入っていると,たいていダメ出しされるか,発熱が再開したらすぐ迎えに来てくれるかどうかを聞かれます。
なので,再度発熱してしまった子供を,親の仕事が終わるまで預かっているとマズイんですね。「病児」扱いになるので。

また事前に「面接」を受けに来てくれ,というところもあるみたいですね。
(せっぱつまってるのに事前に行けないよねー)。


結構,預けるのにハードル高いんですよ・・・。

ハードルが高いのは,なにも預ける側だけでなく,「病後児」を受け入れる保育園も同じです。自治体の条例によって違うかもしれませんが,看護士の資格を持っている保育士さんがいないとダメとか(そんな人あんまりいないよねー),病院が併設されてないとダメとか規制が多いんですね。

万が一のことを考えての規制なので,100%条件にあわないとクリアできないんです。
それでも「病後児保育」の受け入れに踏み切った園の責任者の方って,本当に頭が下がります。
感謝,感謝です。


都内では,「認証保育所」という保育園があります。これは基本的には都下の認可保育園の基準を一部満たしていないけれど,認可園と同等の扱いを受ける園のことです。
(認可だと園庭の面積とかいろいろ条件あるようですが,都会のど真ん中でこれから建てる園の園庭面積クリアなんてできないですよね)


チョッと前までは「病後児保育」は「認可園」に通っている子だけが受け入れの対象でした。
そう,「認証保育園」の子は預かってもらえなかったんです。都は「認証」と「認可」は同等ですよ,と言っているのに,区によっては「認可園の子だけが対象です」と突っぱねていたんですね。当時は子供を「認証園」に通わせていたので,相当オイラも感情的になりました。

あまにもタテ割り,マニュアル的な対応なので,オイラは区長に手紙を書きました。長々と・・・。
(普通,都がOKなら,都下の区もOKと思うじゃないですか,一般人ならね・・・)

そのとき,いろいろ相談にのってもらった方々,ありがとうございます。
子育てで,こういうお付き合いの広がりができるとは思いませんでした。
(今では「認証園」の子も可,ということになってます)


当時から思っていたんですが,こういう陳情じゃないですけど,意見を述べたり,書面をしかるべきところに出すのって,やはりというか,まだまだというか父親(男性)から出したほうが相手のリアクションが早いような気がします。
対応する方も本当,毎日激務な方が多いと思うんです。お疲れ様です。文句言って申し訳ないと思いますが,誰かが言わないと変わらないことが多いですよね・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿