2008年3月16日日曜日

コドモネタ 21

これから共働きパパになる方へ(9)


社長:「よっ,君にいろいろ手伝ってほしいことがあるんだよ」

オイラ:「はー,なんでしょう(クビではないの?)」

社長の机には,相当な数の本が散らばっていました。ワークライフバランス関係や残業ゼロにする方法,労使関係,心理学,脳内科学の本など様々でした。もちろん経営者側から見た視点の本がほとんですが,なんとなく言わんとしていることは理解しました(子育て本はないな・・・ ←それはオイラが読んでるから社長的には要らないという解釈のようです)。

ほとんどは雑談でしたが,久しぶりに建前ではない本音話をしたと思います。


オイラ的には,そのとき,せっかくだからと社長室に書類をひとつ持参していきました。


「自分企画書」です。

・自分はこういう男です。
・家族構成はこうです。
・ヨメさんの勤め先はこんなところです。
・夫婦それぞれの勤務形態はこうです。
・自分の仕事の内容と進め方はこうです。
・普段のタイムスケジュール
・休みの日のタイムスケジュール
・子供が病気のとき,いつもどうやって「綱渡り」しているか
・今後,似たような「綱渡り」が起こったとき,どのように仕事上の「リスクヘッジ」をするか
(自分が代休をもらうとき,ヨメさんが休むときの仕事の進め方パターンなど。また親に来てもらえる場合の,仕事上のロスタイム計算とか,家に仕事を持ち帰る場合のリスク管理など,かなり詳細に書きましたか)


会社としてはズルズル休んだり,仕事が遅れたり達成に支障が出るのがリスクとなりますから,「自分にはこのようなヘッジ方法があります。なので,万一のときは堂々と休みます」という,オイラなりの宣言書を書いたつもりなんです。

営業センスが全く乏しいオイラですが,仕事の納期や「やり忘れ」で会社に迷惑をかけたことはなかったはずだ,というのを,ささやかな自慢にしていました。

もし,「自分企画書」を出して,会社が迷惑するようだったら,自ら去ろうと思っていました。


今の流れ的には,むしろ,社員それぞれに合った「自分企画書」作りの,そのまた土台作りをプランニングする手伝いがまわってきそうです(苦笑)。
今の仕事のほかに,この仕事が上乗せかい!(苦笑)。

こういうプランニングや,残業ゼロを目指す仕事術って中小企業の事例がほとんどないですよね。
やりがいはありますが,それぞれに個人で局面打開する仕事が多いですし,抜本的に社員が少ないから残業してるって部分もありますよね。

ただ,安藤哲也さんの本にもありましたけど,職場に「ロック」な感性で,揺さぶりをかける感覚を持ち込まないと,道は開けないことは確かですよね。
(続く)

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