2008年2月25日月曜日

コドモネタ 11

認可保育園の入園申請に2回連続落ちた敗者のオイラ 多いに語るの巻(2)

ただ,実際問題として「ここに預けたい!」って思う保育園は,なかなかたくさんはないんですよね。

ここまで読んできて,
「オイラ君! 世の中にはもっと不遇な状況の親御さんがたくさんいるのに,なに寝言いってんだ!」
とお思いの方,たくさんいらっしゃると思います。

そう,今の今まで,オイラの子供達は「待機児童かよ・・・」って思っていたんですが,下の厚生労働省さんの「定義」をよくお読みください。


【厚生労働省の定める待機児童の定義】
保育所入所申込書が区に提出され、かつ入所要件に該当するものであって、現に保育所に入所していない児童を「待機児童」という。
ただし、平成14年度からこの要件に該当するもののうち、家庭福祉員(保育ママ)保育室、認証保育所等の地方単独事業により、保育を受けているもの及び他に入所可能な保育所があるにも関わらず、特定の保育所を希望し保護者の私的な理由で待機しているものは、待機児童には含まないこととされた。


要するに,頑張れば通える範囲になんらかの保育施設があるのに,自ら行くことを放棄した家の子供達は「待機児童とは呼ばない」ということなんです。

この考えでいけば,子供の健康に不安があったり,親の送り迎えに不安があって家から近いところに申請したとして,結果落選になっても,それは「待機児童」扱いにはなりませんよ,ということなんですね。
そこらへんの事情については,申請書類に嘆願書的な表現で書いたり,陳情のようなこともできなくはないんですが,希望を通してくれるかどうかは別問題なんです。

これ読んだとき,ヨメさんは相当怒ってましたが,オイラは怒りよりも「感心」してしまいました。
「そう言われりゃ,そうだよなー。上手いなこの表現」

行政側にしてみれば,国家予算は限られてますし,既に作った施設を有効活用するとなれば,なるべく認可園は満員の状態で運営したいですしね。
それに,認可園が満員になったら,認証園や私立(無認可含む)とかに行ってもらえばいいわけですから。

認可園は不採算なところが多く,行政単位での運営から民間への委託型にシフトしてますし,それに保育費が安いですからね。本来はあまり文句言うより,感謝しなくてはいけないですよね,特に保育士の方には感謝感謝です。

ですが,ちょっと思ったのは,通える範囲といっても交通費がかかる家と,徒歩で通える家では,交通費の負担が前者のほうが不利ですよね。場合によっては,送り迎えに月1万円かかる家もあるかもしれません。

まー,共働きで多少生活費余裕あるだろうから,それくらい我慢せよ,ということなんでしょう。これにもヨメさんは怒ってますが,管理する側から見たら,多少の個々人の費用負担のデコボコはしょうがないんでしょう。

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