2008年2月25日月曜日

コドモネタ 12

認可保育園の入園申請に2回連続落ちた敗者のオイラ 多いに語るの巻(3)

ところで,
厚生労働省の発表ですと,そういった「準」待機児童を含まない,定義上の待機児童は全国で約1万9千人いるそうですね。おおざっぱに2万人です。
都心部だけかと思ったらそんなことないんですね。

ということは,「準」も入れるとどれくらいなんだろう?見当がつきません。

それに,一部の見識者の記事を読むと,
「待機児童はゼロにはならない」という説もあります。

一因として,現在のような不透明な経済状況ですと,専業主婦の旦那さんの会社も,いつ給与がガクンと減るか分かりませんよね。
そうなると,今は主婦の方でも「いずれ働きたい」って思う方がいますよね,きっと。不景気が続けばなおさらですね。
その家に幼児がいればきっと保育園に預けたいと思います。

強引に極論すれば,夫婦そろって働かないと生活できないと思う家庭が増えれば,それだけ待機児童が増えるんではないでしょうか。

我が家も実際のところ,余裕資金を稼ぎたくて共働きしてるわけではないんです。
それなりに各家庭には事情がありますよね。

もちろん,一方では,『大事な国家予算を「小子化政策」に注ぎまくっていいのか!』,とか『共働き家庭だけ援護する政策は不公平だ!』『独身者に不利じゃねーか!』とかいう世論もありますね。

かく言うオイラも,独身のころは,正直,子供を「ウザイ存在」に思っていたし,電車内でこっちが居眠りしているときに,よその子供が騒ぎ出して非常に頭に来る,なんてことがよくありました。

子供がいない時間が長かったので,子供嫌いな人の気持ちもオイラ的には分かります。

ただね,
少子化問題って,皆さんジワジワ波及してくるって思ってます?
意外と,ある時急に「ドカン」ってくると思いますよオイラは,きっと。
それは,恐らく子供に関心のない方へも波及するのかも,とも思います。

オイラの仕事は,20代より若い方が使う勉強の本とかを作ったり,売ったりする側に近いことやってるんですが,例えば,少子化のグラフなんか見ると,今から将来に向かって緩やかに下降線を描いているとしますよね(決して緩やかではないでしょうけど)。
で,オイラの扱っている商品の売行きなんかと比較してみると,そういう緩い下降線ではなくて,いきなり「ガクン!」「ガクン!」って販売量が減るんです。
産業別や商品別,地域別に見たらまた違う見解もあると思いますが,子供向け以外の産業は安泰かというとそうでもないんではないかな,なんてちょっと心配したりします。

まー,もちろん国家が全体的にダウンサイジングして,その縮小された規模で国が回るようになったらある程度の少子化は大丈夫だ,という見解もありますけど。どうなんでしょう。そこに行き着くまでに,相当身を削ることもあるだろうし,誰も試したことないしね・・・。
もちろん,どなたかに議論をふっかけるつもりは毛頭ございません。
ラテンな気持ちを改めようという独り言でございマス。

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