2010年12月16日木曜日

オイラの本棚 26

古典に触れたい

最近はtwitterを始めたせいか,ブログ更新頻度がものスゴク下がってしまいました。
腰をちょっと痛めたこともあって,机に向かうのが仕事以外ではちょっとおっくうだったりして。。。

さて,僕のいる業界はいわゆる教育系のコンテンツとサービスみたいな仕事で食べていますが,働きながら何かステップアップしようと思ってる方,たくさんいらっしゃると思います。
で,やっぱ自己啓発的なものって,お金の対価として,何か学問とか資格とかを身につけるのが目標なのですが,忙しい方にとって,「お金を払いさえすれば,あとは業者さんが手取り足取りやってくれる。いわれた通りにやればその果実が自動で受け取れる」的に考えてる方,結構増えてきました。

一昔前だと,結果が出なかったのは自分の責任と,割り切って日々また精進に励む,という考えが主流でしたが,今は,「結果が出なかったのはその業者のサービスが悪かったから」と責任を別のところに求める傾向も増えているな~,と感じます。
学習塾とか熾烈なサービス合戦になってますしね。
でも,単に「抜け道」とかショートカットの方法だけ教えても,そのツケって大人になってからきますよ。そんな気がします。

もちろん業者側でも至らない部分はあると思います。書籍の誤植とか(すいませんホントに)。


でも,時間管理の方法とか,早く覚える方法とか,ってお金を払いさえすれば誰でも実現できるかといえば,そうでもないですしね~。

お金を払えば時間を有効に使えるとか,早く何かを済ますことができる,って考えは,いわゆるカツマー本の功罪とも思えますが,なによりも,僕も含めて,最近の日本人は「古典」モノに触れる機会が激減していると思うんですね。

いわゆる「ハードカバー」な基本書みたいなもんですが,文学でも三島由紀夫さんとか太宰治さんとか,今読んでも新鮮ですし,経済とか財務の本も古本屋で売ってる昔の本とか,ガッツで読みたい気分です。僕は最近,戦争ものを読みはじめたんですが,考えのまとめ方とかいい意味で参考にしています。
語彙力とか,自分でも足りない部分とか。文字での表現方法とか,やっぱ昔の本のほうが参考になったりします。

僕,説教くさい?

0 件のコメント:

コメントを投稿