2010年11月3日水曜日

コドモネタ 43

日曜の夜に

日曜の夜は以前にお誘いを受けていた「ナウでヤングなオヤヂと淑女の集い(?)」の2次会に参加させていただきました。

おそらくは9割方イベントは終わっていたのかな,と思いましたが,「今からでも大丈夫ですよ~」とのブログ仲間の先輩のお言葉に甘えて参加させていただきました。

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この雰囲気はなんか25年くらい前に似たような光景があったような…
う~ん,たぶん山中湖とか川口湖とかで大騒ぎして楽しかったあの頃の景色に近いものがあった。。。もちろんリアルに知っている先輩方もいらしていたのですが,なんか赤ちゃんがおなかの中にいるときに,すでに家族のことを知っているような,そういうなんだか,まだ会ったことのない人が多いのに,なんか既に状況を知っているかのごとく,その空気を大きく吸い込む私。。。

………

で,ところでその飲みをしながらの雑談の中で,別の先輩から
「我が子を,なんというか異次元か地球外の別の生命体のように感じたことある?」的な投げかけがあり,深く同意する私でした。

確かに,僕ら夫婦は結構長い間子宝に恵まれなかったので,正直今でも家にコドモがいるという事実を忘れる瞬間があります(ヨメさんはさすがに自分のおなかに子供がいたので,僕とはやや違う意見かもしれませんが)。

特に,僕がトイレ,ヨメさんが風呂などのシチュエーションのとき,だれか別の生命体がリビングで大騒ぎしたり,バカ笑いしている声を聴くと「!!!だれ,そこにいるのは?」的な気持ちに包まれることがあります。
(とはいっても自分の子供だという意識は最低限ありますよ)

2,3歳くらいのときは,そういう気持ちにはならなかったんですが,意味のある言語を彼らがしゃべるようになって,なんとなく先輩と同じ気持ちになってきましたね。。。

正直コイツらが,中学とか高校になって,ちょいと大人びた悩みとか言葉に出す日が来るのかと思うと,これってリアルな(バーチャルな)自分が成しえなかった未来予想図なのか?と,先が嬉しいようなちょっと怖いような気が今からしています。

いまだから言えますが,僕は長男クンが生まれたときにとてもとても涙が流れてきました。
それを見たヨメさんは「感動してるのね…」と思ったそうですが,実際のところの自分は「なんてとりかえしのつかないことをしたんだ俺は!」的な気持ちでいっぱいで,どちらかというと恐怖心のあまり涙が止まらなかったんです。

だって,もう彼はおなかの中には戻れないんですよ。僕も,もう父親という立場から二度と引き返せない。もう一般の普通の単独男性ではいられない。もう僕には逃げ道はないんだ的な気持ちでいっぱいでした。
(次男クン誕生のときは僕にも免疫が出来たのでそこまで思いませんでしたけど)

それがどうでしょう。
今となっては,勝手に冷蔵庫のアイスを食う。読んだ本はぶんなげっぱなし。弟と喧嘩し放題。クリスマスや誕生日前には,判読の難しい字でなんか欲しいおもちゃの名前が書いてある手紙もどきが僕の布団の中に入ってる。
僕の家の中の可処分空間をいつのまにか勝手に占領しまくってくる。
ほんとうに異次元から来たとしか思えないヤツラです。

ええ,大好きでなんですよ。彼らのことが。。。



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